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治療に適した環境を整えてあげましょう。

検査を受けたことがある女性は少ないのではないでしょうか。

では、体内でどのようなことが起きているのでしょう。じつはここからは私の考えた仮説です。私が臨床データから考えたのは、エンザイムの豊富な食事をすることによって、体内にエンザイムの原型ができているのではないかということです。これを本書ではミラクル·エンザイムと名づけます。私が、さまざまなエンザイムの原型となるものがあるのではないかと考えたきっかけは、特定の場所で特定のエンザイムが大量に消費されると、体の他の部分で必要なエンザイムが欠乏するという事実に突き当たったからです。わかりやすい例をあげれば、大量のアルコールを飲み、肝臓でアルコール分解解毒HAザイムが大量に使われると、胃腸で消化吸収に必要なエンザイムが足りなくなるということです。そのことからエンザイムというのは、何千種類ものものが、それぞれ決まった数だけ作られるのではなく原型となるエンザイムが先に作られ、それが必要に応じて作り替えられ、必要な場所で使われているのではないかと考えたのです。

生命体の活動にはすべてエンザイムが関与しています。いま、あなたが頭を使って考えているのも、指を動かしているのも、呼吸をしたり心臓が動いているのも、すべてエンザイムが働いているおかげです。でも、そうしたさまざまなエンザイムがすべて完成品として作られているとしたら、あまりにも効率が悪すぎます。人間の体というのは、もっと合理的に、ムダなくできています。
ですから、この私の説が正しければ、どこか1か所で大量のエンザイムを消費するということは、体の恒常性を維持し、細胞の修理·修復や神経系、ホルモン系、免疫系を正常に保つエンザイムがそのぶん不足することになります。私がミラクル·エンザイムの存在を信じるもう一つの理由に、と、それに対する耐性ができることがあげられます。
アルコールやたばこ、薬などを常用しているたとえば、お酒を飲むと、胃と腸から吸収されたアルコールが肝臓に集められ、アルコール分解エンザイムによって分解されます。

  • 医療の場以上
  • 症状が改善さPMS
  • ガンになっているのか区別することができません

ホルモンの情報は伝わらへんのです。

そのときに肝臓では何種類ものエンザイムが使用されます。こうしたアルコールの分解速度には、かなり個人差があります。アルコールの分解スピードが速い人は、肝臓に多くのアルコール分解エンザイムをもっているということです。こういう人をお酒が強いといいます。これに対し、お酒の弱い人というのは、アルコール分解酵素が少ない人をいいます。
ところが、もともとお酒が弱い人でも、少しずつ訓練していくとかなりの量のお酒を飲めるようになっていきます。これは、肝臓でアルコール分解エンザイムがひんぱんに使われたことを受けて、肝臓で多くのアルコール分解エンザイムが使えるように、体が変化したということです。このようにエンザイムは、必要に応じて量が変化するのです。
こうしたことが可能なのは、やはりどのようなエンザイムにもなることができるミラクル·エンザイム
が体内ですでに用意されているからではないでしょうか。

もしそうであれば、エンザイムを多く含む食物をとることで、体内にミラクル·エンザイムが蓄えられ、それが必要に応じて使われるという仕組みが人間には備わっていることになります。ミラクル·エンザイムの存在は現時点ではまだ仮説ですが、私がのべ三十万人の胃腸を観察しながら集めた臨床データは、この説をみごとに裏付けるものとなっています。
ン剤でガンは治らないのはなぜ?
薬はどんなものであれ、体に害をおよぼすだという話をしましたが、その最大の理由は、ミラクルエンザイムを大量に消耗させるからですさまざまな薬があるなかで、ミラクル·エンザイムにとって最悪なのがです。
薬はうまく合えば

病気欠勤の診断名
病気欠勤の診断名

ガンを防ぐ

抗ガン剤
現在の医学では、ガンの転移がまったく見られない場合でも、予防の意味をこめてガンの手術をした後は、しばらくは抗ガン剤を使うというのがセオリーになっています。でも私は、抗ガン剤は猛毒以外の何ものでもないと思っているので、よほどのことがないかぎり使用しません。たとえば、大腸の外側のリンパ腺にガンが見つかったような場合でも、私は抗ガン剤は使いません。私の治療法は、まずガンに侵された部分を切除し、目に見えるガンが一応取り除けたら、あとはその患者さんがガンになった原因と思われるものを排除していきます。まずたばこやアルコールの習慣を断つことはもちろん肉類、牛乳、乳製品も四、五年は完全にやめてもらいます。そして動物食を少量に抑えた新谷食事健康法を実践していただくとともに、毎日の生活に幸福感をもっていただけるよう精神面でのフォローもしていきます。こうしてガンが再発しないように体の免疫を高めていくのが、私の治療法です。
免疫力、生命力、そして細胞を修復·再生させる働きを担っているのは、さまざまなエンザイムです。
そして、免疫防御サイクルがうまく回るかどうかは、どんなエンザイムにもなれるミラクル·エンザイムが体内にどれだけあるかにかかっています。
抗ガン剤がなぜ猛毒なのかというと、体内に入ったとき大量の「フリーラジカル/活性酸素」を出すからです。抗ガン剤は毒性の強い活性酸素を大量に作り出すことで、全身のガン細胞を殺しているのです。しかし活性酸素は、ガン細胞だけを殺すわけではありません。そのため正常な細胞も、抗ガン剤によってたくさん死ぬことになります。毒をもって毒を制すという言葉がありますが、抗ガン剤を使用する医師の発想はまさにそれといえるでしょう。抗ガン剤は同時に発ガン剤にもなりうるのです。
しかしどんなときでも、人間の体というのは恒常性を保とうと働きます。

薬できちんと抑えるようにす。

そのため毒性の強いフリーラジカルが体内で大量に発生すると、体中のミラクル·エンザイムがそれを解毒するためのエンザイムに姿を変えます。体は全力を尽くしてもっとも被害の大きい活性酸素の中和に取り組むのです。現実には抗ガン剤治療でガンを克服した人もいます。しかしそうした人の多くは、年齢的に若く、多くのラクル·エンザイムを保持していたと考えられる人です。ミラクル·エンザイムは年齢を重ねれば重ねるほど量が減っていきます。もちろん個人差はありますが、年齢が若いほうが抗ガン剤治療が成功する確率が高いのは、抗ガン剤によってミラクル·エンザイムを消耗しても、まだダメージから回復するのに必要なだけのミラクル·エンザイムをもっているからだと考えられるのです。抗ガン剤の副作用としては、食欲不振や吐き気、脱毛などが有名ですが、それらの症状はすべて、大量のミラクル·エンザイムが解毒に使われた結果、各所でエンザイムが不足して起きる症状だと考えられます。それほど抗ガン剤の解毒に消費されるミラクル·エンザイムの量は莫大なのです。消化エンザイムが不足すると食欲はなくなります。同時に代謝エンザイムも不足するので、細胞の新陳代謝が滞り、胃や腸の粘膜がぼろぼろになり吐き気を誘発します。
皮膚がぼろぼろになり、爪が割れ、髪の毛が抜けるのも代謝エンザイムが欠乏したことが原因です。レベルの差はありますが、薬が体内に入ると、これと同じことが起きるのです。薬で病気を根本的に治すことはできません。薬は激しい痛みや出血など、どうしてもすぐに食い止めなければいけない症状を抑えるためのものと考えたほうがよいでしょう。私も胃潰瘍を起こして出血と痛みを訴えている患者さんにはH2ブロッカーのような抗酸剤を処方します。でも、その期間はどんなに長くても一三週間です。そして、薬で痛みを止めているあいだに、潰瘍の原因を取り除くのです。胃潰瘍の原因は、食事の量質、時間やストレスなどさまざまですが、そうした原因が取り除かれないかぎ効果はありません。

薬がどのような訴えや体質に合う

一時的に薬で潰瘍が治癒したように見えたとしても、必ずまた再発してしまいます。いくら薬を飲んだところで病気を根本的に治すことができるのは、日々の積み重ねだけです。ですから、原因を取り除き胃潰瘍が治ったら、その後は二度と胃潰瘍を起こさないよう、規則的な食生活と生活習慣を実践していくことが大切です。ミラクル·エンザイムは、何もしなくても無尽蔵に作られるというものではありません。正しい食事とエンザイムをムダづかいしない生活習慣を心がけたときに、生命そのものが作り出す貴重なエネルギーのもとなのです。その貴重なミラクル·エンザイムの消耗をいかに抑えるかが、病気を治し、健康で長生きする秘訣なのです。の常識を信じていると命が危ないエンザイムをキーワードにこれまでの常識を見直すと、体のため、健康のためと思ってやってきたことのなかに、体の仕組みに反するものがあることに気づきます。病院で入院患者に出される食事病院食もその一つです。
入院した経験をおもちの方はわかると思いますが、いまの病院食というのは、何かというとすぐにお粥
を食べさせます。とくに内臓を手術した後の患者などには、「胃腸に負担をかけないように三分粥から始めましょう」と、いかにも体を思いやっているような言い方をします。
でも、これは大きな間違いです。
私は、胃の手術をした患者さんにも最初から普通食を提供します。
それはエンザイムの働きを知っていればすぐにわかります。
なぜお粥よりも普通食のほうがいいのか普通食がよいのはよくかむことが必要だからです。よくかむことは唾液の分泌を促します。唾液の中には消化エンザイムが含まれており、かむことによってエンザイムと食物がよく混ざり合い、食物の分解がスムーズに進むので消化吸収がよくなるのです。しかし、お粥だと最初からどろどろしているので、ろくにかまずに飲み込んでしまいます。そのため、やわらかいはずのお粥は、エンザイムが充分に混ざっていないため消化が悪く、よくかんだ普通食のほうが消化がよいという皮肉な結果になるのです。

心筋の酸欠を招き
心筋の酸欠を招き

病気で悩んでいる生身の人と相対するのが仕事です。

私は胃の手術をした三日後の昼食に、普通のお寿司を出したこともあります。ただし、そのときには「ひとくちあたり七十回はかんでください」ときちんと指導します。よくかむということは、病人に限らず消化吸収をスムーズに行うためにとても大切なことです。とくに胃腸に問題のない人も、普段から三十五十回はかむように心がけることをお勧めします。
病院食によく見られるもう一つの間違いは牛乳です。牛乳に含まれるおもな栄養素は、タンパク質、脂質糖質カルシウム、ビタミンです。なかでも牛乳は日本人に不足しがちなカルシウムを多く含むという理由で、とてももてはやされています。でもじつは、牛乳ほど消化の悪い食物はないといっても過言ではありません。それほど牛乳は消化が悪いのです。牛乳はさらさらした液体状のものなので、のどが渇いたときに水代わりに飲む人もいますが、大きな間違いです。牛乳に含まれるタンパク質の約八割を占めるカゼインは、胃に入るとすぐに固まってしまい、消化がとても悪いのです。さらに、市販の牛乳はその成分がホモゲナイズ均等化されています。ホモゲナイズ
というのは、搾乳した牛乳の脂肪分を均等化させるために撹拌することをいいます。
なぜホモゲナイズするのがいけないのかというと、撹拌するときに牛乳に空気が混じり、乳脂肪分が過酸化脂質になってしまうからでかくはん過酸化脂質というのは文字どおり、酸化がとても進んだ脂という意味です。
た脂です。これは活性酸素同様、体に非常に悪い影響をおよぼします。わかりやすくいえば錆びその錆びた脂を含んだ牛乳を、今度は100度以上の高温で殺菌します。エンザイムは熱に弱く、四八度から一一五度の間で死滅します。つまり、市販の牛乳というのは、大切なエンザイムを含まないだけでなく、脂肪分は酸化し、タンパク質も高温のため変質しているという、ある意味で最悪の食物なのです。その証拠に、市販の牛乳を母牛のお乳の代わりに子牛に飲ませると、その子達四、うです。エンザイムのない食物では命を養うことはできないということでしょう。
五日で死んでしまうそ牛乳を飲みすぎると骨鬆粗症になる市販の牛乳が体に悪いということを、三十五年前に私に最初に教えてくれたのは、私の親戚の子供たちでした。


薬はうまく合えば 病気の概念です。 健康保険の適用になりました。